永作博美、『世にも奇妙な物語』で一本の包丁をめぐる戦慄のサイコホラー熱演
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映画、ドラマ、舞台と活躍する永作だが、「世にも奇妙な物語」は、2011年5月の「世にも奇妙な物語21世紀21年目の特別編」の「缶けり」以来6年ぶりの出演。今回の「一本足りない」で永作が演じるのは、真面目なサラリーマンの夫、女子大生の娘、高校生の息子を持つごく平凡な主婦・風見綾子役。「ここは私が人生をかけて作り上げた完璧なお城」と、家の中はいつも隅々まで機能的に美しく整え、料理にも手抜かりがなく、完璧に全ての主婦業をこなしている。
綾子の完璧主義は幼い頃から身についたものだったが、それゆえにその“完璧なものが壊される恐怖”に怯えていた。そして壊されないよう導き出した彼女なりの方法が“決して目を離さずにいつもそばで見守ること”だった。ある朝、いつものように完璧な朝食と弁当を準備していると、シンク下の包丁入れの包丁が一本足りないことに気づく。朝食にも手をつけず、弁当も持って行かず、さっさと家から消えた家族に「どうして? 何で?」と憤慨するも、包丁で会社員を刺し殺した通り魔の少年のニュースがテレビに流れ…。
「世にも奇妙な物語 '17春の特別編」は、29日21時からフジテレビ系列にて放送。
《KT》
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