仲代達矢、76歳の誕生日を迎えた萩本欽一にエール「まだ、鼻たれ小僧」「どんどん活躍してほしい」 | RBB TODAY

仲代達矢、76歳の誕生日を迎えた萩本欽一にエール「まだ、鼻たれ小僧」「どんどん活躍してほしい」

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萩本欽一と仲代達矢(撮影:竹内みちまろ)
萩本欽一と仲代達矢(撮影:竹内みちまろ) 全 6 枚
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 タレントの萩本欽一と俳優の仲代達矢が7日、都内にて開催された「欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)」の合同取材に出席。84歳の仲代が、同日に76歳の誕生日を迎えた萩本にエールを送った。

 同番組は、「台本を作り、稽古をするのは、コントとは呼ばない」という信念を持つ萩本が、自身が長い時間をかけて体得した笑いの極意を伝えるために自らステージで陣頭指揮をとり、中堅・若手俳優たちと一緒に「アドリブ全開で、ステージいっぱいに動き回るコント」を作り上げていくまでを、4回に渡ってショーとして展開する。NHK BSプレミアムにて全4回。初回放送は、5月17日午後8時から。

 収録を終えて、仲代は、「初めてですよ、こういう舞台に立ったのは。そういう意味で本当に楽しい」と、初挑戦となったというステージを楽しんだ様子。「何の相談もなしで、ぶっつけ本番みたいな形で来たわけです。欽ちゃんとも打ち合わせをしないで」と明かした。「やっぱり緊張しましたよ、60年の役者生活の中でも(笑)」と笑顔を弾けさせた。

 仲代は「稽古風景をコメディに仕立て上げてやる企画です。今、テレビなどでも言葉で表している。『昔の喜劇役者は動きのアドリブでやっていたのだ』と若い人に教えている萩本さんが素晴らしいですよね」と絶賛。続けて、「その中で、84歳にもなると、欽ちゃんはアドリブ風に見せながら、実は計算して色々とやっているなというのは、見通しでしたよ」とにんまり。「ふと気付いてやった芝居が実はちゃんと細かい計算の中に入っていて、それを計算らしく見せないというところが、あなたはチャップリンと同じように天才です」と、“喜劇王”の異名を持つチャールズ・チャップリンと並べて萩本を絶賛。萩本は「これ、(記事に)書いておいて下さいね。こんないい言葉は、笑いをやっていてなかなか頂けないもん」と満面の笑みを浮かべていた。

 また、同日は、萩本の76歳の誕生日。萩本は「誕生日と聞くたびにだんだん暗くなってきますよ。これからの年齢は、『欽ちゃん、先週は誕生日だったね』というような言葉が幸せですよね」としみじみ。ただ、仲代から「まだ、鼻たれ小僧です。84歳から言わせれば。だから、どんどん活躍してほしいですね」とエールを送られた。76歳という萩本の年齢を聞いた仲代が「若いな」と口にすると、萩本は「いや~、76歳で若いと言われて」と感慨深い様子で語っていた。

《RBB TODAY》

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