又吉直樹、新作『劇場』販売開始に「朝から妙な緊張感」
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
会見に先駆けて書店2店をまわった又吉。「自分の本が発売される日は、朝から妙な緊張感がある。(店舗で)大きく扱っていただいてたんで心強く思っている」と感想を述べた。
実は、『劇場』は『火花』よりも先に書き始めたものだった。それについて又吉は「男女の物語を書こうと思った。それと並行して火花の構想もできていた。今回の作品は時間をかけてじっくりいろんな方向から煮詰めたほうが面白いのではなと、編集の方に待ってもらって…テーマにあった製作期間があるのかなと思った」と話した。
自分の恋愛がベースになっているのかと聞かれた又吉は「どんなに答えても、僕の恋愛と書かれてしまう(笑)ので、神経を使って答えなければいけない。あいまいな答えになってしまう」「火花でも劇場でも、多分共通しているのは人と人の関係性がどう変わっていくのかというところ。僕がそこに興味がある」とし、今後何を書くかについては「強く興味をもってるところを書いていきたい。違うものを書こうとか考えてないし、同じものとかも考えていない。いろんなものに興味をもって(題材を)探していきたい」と答えた。
前作に続いて題名が漢字2文字となっている点についいては「たまたまです」とのこと。「先輩のお笑い芸人からは逆からも読めるタイトルにしろとかいじってもらいましたが」と告白した。
3作目については「小説は自由度が高くて、色んなことを表現できる。継続していきたいが、今年すぐにはじめるかどうかはわからない」と答えた。
《RBB TODAY》
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