西野七瀬、白石麻衣ほか『あさひなぐ』舞台版キャスト大集合！全員でなぎなたの型も披露

　上演中の舞台『あさひなぐ』東京公演千秋楽の前日となる30日に、舞台上演終了後、映画『あさひなぐ』のキャスト発表イベントが行われた。同イベントには映画キャストとして、すでに発表されている主演の西野七瀬と共演の白石麻衣、そして追加キャストの桜井玲香、松村沙友理、伊藤万理華、生田絵梨花が映画の衣装を身にまとい登壇。舞台キャストの齋藤飛鳥、井上小百合、新内眞衣、若月祐美、生駒里奈、堀未央奈、衛藤美彩、北野日奈子も登壇した。

　主人公・東島旭演じる西野は今の気持ちを問われると、「こうして映画と舞台のキャストが全員集合したのは初めてなので、おもしろい画になっているんじゃないかな。私が客席から見たい」と話し会場から笑いが起きた。舞台版の主人公を演じる齋藤は舞台チームがなぎなたを始めるよりも先に映画チームが練習を始めていたことを明かし、大変なところを先に聞いていたという。そんな映画チームの苦労を知っている齋藤だからこそ、今回キャスト呼び込み前に公開となった特報映像を見て「公開が楽しみになった」と、同じ苦労を経験した者同士の晴れ舞台を心待ちにしている様子。さらに、西野は「なぎなたをゼロから習うことが出来たのはいい経験になったので、これを機になぎなたに興味をもってもらえたら嬉しい」となぎなたへの思いを話した。齋藤は苦労した点を尋ねられると旭を「すごく、素敵な、愛されるバカ」と称し、カッコ悪い姿を見せてしまう気持ちや、旭の真っ直ぐな気持ちを理解するのに時間がかかったと語った。

　同作で八十村将子役を演じている桜井は、役作りについて質問されると人生初めての金髪に挑戦したことを明かし「はじめてのなぎなたで『できるかな?!』と思いつつも、何かを一生懸命やることはこれだけ気持ち良いことなんだ、と感じることができた。いい時間を過ごすことが出来た」と話した。宮路真春役を演じた白石は、なぎなたが強い役どころでもあることから、なぎなた練習について聞かれると、撮影時に「一番強い役柄だから厳しくいくよ」と先生から宣言されていたらしく、「断然に試合数も多かったので、覚えるのがすごく大変だった」と苦労を語った。

　同役同士のトークセッションが終わると舞台キャスト・映画キャスト全員でなぎなたを振る姿を初お披露目。映画で野上えり役を演じた伊藤の掛け声に合わせて他キャストが息の合った型を振り、思わず息をのむほどの統一感を披露した。

　最後は映画キャスト全員が、同作の舞台となった二ツ坂高校が映画で使用していたクーラーボックスを運んで、再度舞台上へ登壇。次の日に千秋楽を控える舞台キャスト全員にスポーツドリンクの差し入れを贈りエールを送った。そして西野が会場の、そして全国の映画館でライブビューイングで鑑賞している全国のファンに向けて「舞台と映画の両方を乃木坂46で盛り上げていきたい」とメッセージを贈りイベントは幕を下ろした。

　映画『あさひなぐ』は9月22日全国公開。