逆バンジーで海に激突したり、ペットボトルロケットで墜落したり、さまざまな危険動物とキスをしたりと、これまで行った危険なロケをあげたら枚挙にいとまがないほどの出川。当時は怪我をしてしまうと仕事がなくなってしまうため、たとえ怪我をしても黙って仕事を続けていたという。
そんな出川だったが、サメとのキスというロケだけは、「お恥ずかしい話ですけど、唯一おれができなかった企画」だと告白。出川によれば、そんなものがあればの話ながら、通常の"サメとキス"企画では、シャークケージに入りケージの隙間からサメにキスをするのが通例だという。ところが出川がチャレンジさせられたのは、肉の塊を海に投げ込み、サメが肉をつかんで口を閉じている間に船から身を乗り出して直接キスをするというリアリティーあふれすぎる企画。ケージがあるわけでもなく、サメがどうにでも動ける状態だったためとにかく恐ろしくどうしてもできず「本当に申し訳ない」とディレクターに謝ったのだという。
この他にも、ヒグマにキスをするという企画では、あまがみながらヒグマに押し倒されて噛みつかれるという絶体絶命の事態に。その後ヒグマにまるで"心臓マッサージ"をするように乗りかかられてのキスとなったが、「ムチを打てばクマはすぐ逃げるから」と言っていた現地のトレーナーすらムチの届かないはるか遠くで待機しているという衝撃の写真も公開され、こちらも命がけのロケあだったことが明かされた。
出川の口から次々と明かされる命がけの逸話に、スタジオは何度も驚愕。また、過酷すぎるロケに対しての特別な手当てもなかったことも出川の口から明かされた。