佐藤二朗、バブル期就職時の仰天エピソード明かす! | RBB TODAY

佐藤二朗、バブル期就職時の仰天エピソード明かす!

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佐藤二朗【写真:竹内みちまろ】
佐藤二朗【写真:竹内みちまろ】 全 1 枚
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 俳優の佐藤二朗が10日、「誰だって波瀾爆笑」(日曜・前9時55分)にゲスト出演。一般企業に入社するも、わずか1日で退社していたことを明かした。

 役者を志す原点は小学校2年生の学芸会。「イモはこうして生まれた」という変わった内容のもので、佐藤は8人の「イモ」を引率する猫の先生役と、これまた変わったもの。芝居の8割は彼が喋っていたというが、それを見た客席の父兄が「びっくりするくらい笑ってくれた」ことから演じることに目覚めた。

 高校卒業後、国立・信州大学に進学。だがバブル全盛時にもかかわらず就職活動は25連敗を喫したが最終的にリクルートから内定をもらい、入社。しかし日本武道館で開かれた入社式にはマラソン選手の有森裕子が登場したり、二次会は歌手の嘉門達夫が激励に訪れるなど勢いのある雰囲気にのまれた佐藤は、「引いて1日で辞めちゃったです」と語っていた。

 そしてリクルートの社章を当時の人事部長に返却したとき、「リクルート30年の歴史で入社日と退社日が同じ日になったのは君が初めてだ」と言われたという。

 その後、2つの劇団の研究所に入所するもクビになり、役者から足を洗おうと、広告代理店の営業マンとして就職。そこで営業成績もトップに立ったものの2年後、役者の夢が再燃。自ら劇団を立ち上げ、公演を行っていたときに、劇団「自転車キンクリート」の演出家・鈴木裕美に見いだされ、役者1本で生活しようと28歳の時、広告代理店を退職。アルバイトを続けながら下積みを経て徐々に仕事が増えていったという。

 佐藤は「警官Aや課長Bから階段を上がれた。役者志望や、売れない役者の『希望』になればと下積み時代を話すようにしている」と語っていた。

《杉山実》

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