映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』2018年3月公開！前田敦子らの出演も決定

　末井昭氏の自伝的エッセイを映画化した『素敵なダイナマイトスキャンダル』が2018年3月にテアトル新宿他で全国公開となることが決定した。それに併せて、出演する女優陣の情報が解禁となった。

　同作は実母の「ダイナマイト心中」という嘘のような実話を持つカルチャー・エロ雑誌の編集長・末井氏の波乱万丈な人生をベースに描く青春グラフィティ。主演に柄本佑を据え、監督は冨永昌敬が務める。

　このたび解禁となったのは柄本演じる末井青年の人生を翻弄する3人の女たちを演じる女性陣。末元青年をあたたかく支える妻・牧子役に前田敦子、末井青年が恋に恋して、道ならぬ恋をしてしまう愛人・笛子役には三浦透子、そしてダイナマイトで爆発して隣の若い男と心中する母・富子役を尾野真千子が演じる。

　そんな豪華な3人に囲まれた主演の柄本は「母親は尾野真千子さん、奥さんは前田敦子さん、愛人は三浦透子さん。改めて名前を並べてみると驚くほど贅沢だったんだと実感します」と撮影を思い返しコメント。また、柄本とは初共演で夫婦役を演じた前田は「私が演じる牧子は、のちに夫になる彼を『はいはい』とたしなめつつもおもしろがって支えています。浮気をされても嫌味をいうだけ（!?）という包容力があって、自立している素敵な女性だと思いました」と自身の役柄について話し、柄本については「佑さんの飄々とした中にあるかわいらしい感じが、この末井昭役にぴったりだと思いました」とコメントしている。

　末井青年の愛人役を演じた三浦は「撮影がはじまってからも常に新しいアイディアに溢れ、くるくる変わっていく現場がただただ楽しかったです」と慌ただしい撮影現場だったことを明かし、自身役柄については「愛嬌たっぷりで追いかけると逃げてしまいそうな不思議な魅力を持った女性でした」と話した。

　ダイナマイトで爆発する母親を演じた尾野は「実話とは思えない母を演じさせていただきました。そんな実話とは思えない台本を読んで、出来上がりが想像できず不安もありました。でも出来上がりを観たときこんな伝え方があったのかと自信を持ちました」とコメントしている。