映画『ブレードランナー 2049』の前奏部分をアニメーション監督、渡辺信一郎氏が描く
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『ブレードランナー 2049』の舞台となるのは、前作から30年後、2049年の世界。同作の舞台に至る空白の30年間で、デッカードが姿を消した後の世界では、レプリカントは制約のない寿命を持つよう改良。しかし2022年、アメリカ西海岸で原因不明の大規模停電が発生し、財政や市場は世界的に停止、食物の供給は切迫する。世の大半がそれを“レプリカントが原因”と非難したことで、社会で はレプリカントの製造を禁止する法令が出されるようになった。そして、この世界の危機を救ったのが、理想主義的な科学者ウォレス(ジャレッド・レト)。彼は2025年、人工農法を開発し、世界的な食糧危機を終焉させた。さらに、以前レプリカントを製造していたタイレル社の負債を買い取り、ウォレスは新型レプリカントの製造を始め、“レプリカント禁止法”の廃止を実現する。
2022年の大停電「ブラックアウト2022」だが、そのとき、一体何が起こったのか?渡辺監督は、映画の前奏とも言える部分を描くことになる。渡辺監督が描く短編アニメーションのタイトルは、『ブレードランナー ブラックアウト 2022』。同アニメーションの制作はすでに追い込みに入っており、今回その予告映像も解禁された。渡辺監督によれば、アニメ版を制作するにあたり気を付けたのは、「『ブレードランナー』に最大限のリスペクトを払うこと」だそう。渡辺監督がどのような形で重要な前奏部分を描いているのか注目だ。10月27日公開の映画『ブレードランナー 2049』の前奏となる同アニメーションは、9月26日に公開。
《KT》
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