安室奈美恵、故郷沖縄で25周年記念ライブ！

　安室奈美恵が16日、17日に故郷沖縄でデビュー25周年を記念した凱旋ライブ「namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA」を開催した。

　会場は宜野湾海浜公園に特設された“野外”ステージで、1日2.6万人、2日間計5.2万人を動員。沖縄での野外公演は、グループとして1996年に開催して以来で、ソロでは初めてのことだ。安室は青のミニワンピース姿で「TRY ME～私を信じて～」のイントロとともにステージ上に登場。待ちわびたファンからは大歓声が巻き起こった。

　公演では、ソロデビュー曲「太陽のSEASON」に加え、SUPER MONKEY'S時代のデビュー曲「ミスターU.S.A.」を22年ぶりに披露。さらに、小室哲哉プロデュース時代の楽曲も多く披露したほか、「Chase the Chance」では、20周年の5大ドーム公演でも魅せた、ステージの端から端へ全力疾走する演出も。日本レコード大賞を、史上最年少記録（当時19歳）で初受賞した曲「Don't wanna cry」では、「（歌詞）逢いたい人がいる～」と歌いながら、ファン全員を指差すなど、会場が一体になっていた。その後は、「NEVER END」や「Hero」を披露し、約2時間に及ぶステージを完走。27曲を歌い、MCは一切無しといういつもの仕様で、最後に「ありがとうございました！また遊びに来てね！バイバーイ！」と感謝を伝え、ステージを後にした。

　5年前にも同じ会場で20周年記念ライブを開催予定だったが、台風の影響で中止。今回のイベントも、台風18号の影響でリハーサルや一部演出の変更を余儀なくされたが、無事に2日間を終えた。安室は「台風の中、会場にたくさんのファンの方々が来てくださって無事、デビュー日に沖縄ライブが出来たことを心から感謝しています。」とファンに感謝のコメントを残した。

　10月からはフジテレビ系アニメ『ワンピース』の2度目の主題歌として新曲「Hope」が決定。さらに、10月から始まる宮藤官九郎が手がけるTBS系火曜ドラマ『監獄のお姫さま』主題歌を歌うことが決定しているなど、今後も安室の活躍から目が離せない。なお、今回のライブ「namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA」の模様は、WOWOWで10月22日よる7時から放送される。