問題のCMでは、女性がイケメンに落とした果物を拾ってもらうものの、他の美しい女性にその果物を渡されてしまう「チャンス編」。ブサイクな男子が果物を拾って美女に手渡そうとすると、美女が露骨に嫌そうな表情を浮かべる「ピンチ編」が話題に。
相手の容姿によって対応を変えるというこのCMの内容には批判が殺到したが、販売元のロハス製薬はあくまでも「笑いで印象をつけ他社との差別化を図ったもの」であり「容姿差別を意図したり炎上商法を狙ったものではない」とコメント。併せて「批判的な意見が多くなってしまったらCMの放送中止も検討している」とのコメントも紹介された。
これに対し坂上忍は、CMの内容はあくまでも「対比・比較」であると分析。表現において相対するものを配置してこそ物事がはっきりするとして、出演者が「キレイな人」のホランばかりでも面白くなく、また横澤ばかりでも同様であると例えた。
また坂上からブサイク男子に似ていると言われてしまった岩尾は、CMが放送中止の検討をしていることを受け「これでやめた方が『ブサイクの皆様への配慮が足りませんでしたので、放送を中止します』みたいになる」と、かえってブサイクを差別しているように感じると意見を。「そんな生半可な気持ちでブサイクいじってたんか」と岩尾なりの思いを口にした。
図らずともこの日の番組では”ブサイクキャラ代表”となってしまった岩尾だったが、「こんなに短い間にカメラに抜かれる(映る)の初めて!」と喜ぶ場面もあった。