同作は結婚を控え“普通の幸せ”を求めていたはずの男の娘・泰子が、かつて1年半だけ一緒に暮らしていた智とその母親・直子に再開することで少しずつ変わっていく姿を描いた物語。泰子を初音、智を高良、直子を草刈民代が演じる。
このラブシーンについて監督の安藤尋は「女性主導のラブシーンにしたかった」と話し、「女性が主役の、意思を持った上でのシーンにしたかったんです。個人個人の魂のまじわりというか、感情の交換が現れるシーンなので、男性主体で始まるものではない。家族とは全然違う赤の他人だけれども双子、というようなふたりにしかわからない関係性を意識しながら撮影しました」とこだわりを語っている。