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【Google Homeレビュー(その2)】モバイルインターネット黎明期を思い出した ~音声で利用するキラーコンテンツに期待~

 Google Homeの発売直後はたくさん見かけたレビュー記事も、最近はめっきり見かけなくなってしまった。Google Homeに色々な期待を抱いて入手してみたものの、思いのほか使えるところが限定されてしまうのでネタが尽きてしまったのか?

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【Google Homeレビュー(その2)】モバイルインターネット黎明期を思い出した ~音声で利用するキラーコンテンツに期待~
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 このほか、芸能人のAmebaブログを検索したり、芸能人のボイスメッセージを聞くことができる株式会社サイバーエージェントの「Ameba」(「OK Google、アメーバと話したい」で起動)、絶対音感を試す問題に挑戦できる株式会社WHITEの「絶対音感オーケストラ」(「OK Google、絶対音感オーケストラと話したい」で起動)、サーファー向けに、波の高さや風の強さを教えてくれる株式会社サイバードの「なみある?」(「OK Googl、みある?と話す」で起動)、日本史語呂合わせクイズを楽しめる株式会社WHITEの「日本史語呂合わせ」(「OK Google、日本史語呂合わせと話したい」で起動)、英語リスニングドリルで学習できる株式会社ベストティーチャーの「ベストティーチャー」(「OK Google、ベストティーチャーと話す」で起動)、今日の運勢を教えてくれる株式会社ザッパラスの「今日の占い」(「OK Google、今日の運勢は?」で起動)、ラジオをストリーミングで視聴できるラジコ(「OK Google、ラジコで[ラジオ局名]を聞かせて」で起動)がサービス提供を開始している。



 以上であるが、いずれもモバイルコンテンツとして多くの人たちに親しまれてきた著名サービスがGoogle Homeに対応したという感じだ。今後も、様々なコンテンツがGoogle Homeに対応していくのであろう。また上記の問答も、今後順次内容が充実していくのであろう(2017年11月7日時点で会話した内容を記載している)。とはいえ、これらサービスは起動のためのコマンドも覚えなくてはならないのもやや難点だ。

 ラジコなど、視聴を前提にしたサービスはともあれ、その他のサービスは暇つぶしにこそなるのだが、本当に実用的なのかどうかも疑問である。これまで慣れ親しんできたスマホのディスプレイ上で役立つコンテンツがそのままGoogle Homeで便利に使えるというわけではない。ここは、Google Homeとの相性(すなわち音声のみで済む内容なのか)もあるし、スマホ上で有益なコンテンツを改めて音声のみで役立つコンテンツに再構築した上でGoogle Homeに対応させる必要もあるだろう。

 さらに、近日、日本国内でアマゾンの「Echo」が発売される。スマートスピーカーのプラットフォーム競争が日本でも火花を散らしていくことになった。すでにLINEも「Clova WAVE」でこの世界に参戦しているが、こうした動きは、かつて日本のモバイルインターネットサービス開始時の市場環境を彷彿とさせるのだ。

 1999年2月22日にNTTドコモがiモードをスタートさせ、同年4月からはauの前身であったIDOやセルラーがEZaccess/EZwebをスタートさせ、世界に先駆けてモバイルインターネットサービスをスタートさせた。この分野のその後の盛り上がりや、モバイルコンテンツ産業の勃興は産業史に残るものとなったが、サービス開始当初は正直なところ「こんなもの誰が使うの?」と言った雰囲気が漂い、ヒットするサービスになると信じていた人は少なかった。今では考えられないかもしれないが、携帯電話の小さい画面の中でコンテンツを見るなんて使いづらいし、何に役立つのか分からないという声が当時はとても多かった。

 ところが、携帯電話だからこそ生きて来るコンテンツ、すなわちパソコンでのインターネットでは必要性が薄かった「いつでも、どこでも」「そのとき、その場所で」必要なサービスが工夫され、浸透していくと、モバイルインターネットサービスは瞬く間に手放せない必需品となって人々の間に浸透していったのである。



 あの時と同じことが、このスマートスピーカーの分野で再来したような気がするのである。今でこそ、いまひとつ使い道がはっきりせずコンテンツも有用なものが少なく、「本当にスマートスピーカーって便利なのか?」という雰囲気が感じられているのだが、今後アマゾン「Echo」などの競合プラットフォームが出揃ったところで、コンテンツもスマートスピーカーだからこそ活きてくるコンテンツがきっと増えて、かつてのモバイルインターネット黎明期の盛り上がりのようなものが到来するはずだ。ということで、スマートスピーカーの行方はもう少し時間をかけて動向を見ていきたいと考える。
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《木暮祐一》

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