みやぞん、甲子園予選で投げる貴重映像が公開に!中居正広も絶賛
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1985年、東京都で5人目の末っ子として生まれたみやぞん。上の4人は全員姉。マンガのような驚きの人生を歩む。小学5年生の時、忍び込んだ運送会社の倉庫に置いてあったサンドバックで遊んでいると、たまたま見ていた元チャンピオンの社長に強烈なパンチ力とセンスを見込まれキックボクシングの道へ。そのまま5年間キックボクシングに励んだ。当時、ゲームセンターのパンチングマシーンで216kgfの記録を出していたみやぞん。元ボクシング世界チャンピオン・内藤大助は182kgf、元WBA世界フライ級王者・井岡一翔は151kgf。プロボクサーをも超える強烈なパンチだった。そんなことから、中学生の時は一度もケンカしたことなどないのに地元周辺で“裏番長”と呼ばれていた。
一方、中学から始めたテニスでは足立区で準優勝の成績を収め、テニスの強豪校である日大系付属高校から推薦の誘いが来るほどだった。ところがある日、テニス部の練習中に偶然野球部から転がってきたボールを80メートル投げ返したところ、たまたま野球部員の勧誘に来ていた都内の高校野球コーチの目に留まりそのまま勧誘され、都立荒川商業高校野球部へ。ここでもみやぞんは驚異的ともいえる運動能力の高さで、1年生からエースで4番に抜擢された。130キロを超える球威と変化球がウリで、当時は野球専門誌に注目の選手として紹介されたほど。番組では、甲子園予選で投げるみやぞんの貴重映像が初公開される。野球好きで知られる中居も当時のみやぞんの投球フォームと球威を絶賛する。
野球部時代は何かと出費がかさむ・・・。にもかかわらず、全力でサポートしてくれたのが母・春奈さんだった。みやぞんは春奈さんに今でも感謝していて大好きだと言う。『金スマ』の取材に応じてくれた春奈さんは、「母子家庭で生活するのもやっとでしたが、周囲の方たちから期待されているのも知っていましたし、大耕(だいこう※みやぞんの本名)のためにも何とか野球を続けさせたいという思いで指輪を質に入れました」と当時を振り返った。さらに、「わが子がやりたいことを全力で応援するのは親の務め」「体の弱かった大耕がどんどん成長していく姿を見て自分の子どもながら、すごい才能を持った子だなあと思いました」と母としての想いを『金スマ』で初めて語る。
みやぞんの伝説だらけの人生には、天才的ともいえる身体能力の高さと、貧しかった幼少時代も明るく笑顔を絶やすことのなかった母の存在があった。さらに番組では、関係者や恩師も取材、みやぞんという人物に深く迫る。
《RBB TODAY》
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