会場には、フランシス・ローレンス監督、ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、ジェレミー・アイアンズ、セルゲイ・ポルーニンらが駆けつけた。相手を悩殺するセクシーさと巧みな心理操作を武器に大国を手玉に取るドミニカを演じるジェニファーは、その役どころに相応しく、背中と胸元が大きく開いたセクシー衣装で登場し、集まったファンの視線を釘付けにした。
ジェニファーは「彼女の人生はとても複雑なの。ボリショイのプリマ・バレリーナだったんだけど、怪我でキャリアが終わってしまうの。そして、母の面倒を見ることと国への忠誠心との間に挟まれて、伯父の手でとてもサディスティックなプログラムに送り込まれてしまう」と自身の演じるドミニカについて説明。そして、そんなドミニカを演じることについて「私は、シリーズものの作品でない限りいつも新しい役に挑戦しているわ。外国語訛も初めてだし、今回演じた役は、私が今まで演じたことのない役なのよ!」と今まで“見たことのない”ジェニファーが本作で堪能できるとも語った。そして男女間の賃金格差を問題視する意見を公言しているジェニファーは「女性の力を感じることができる、今、正に必要とされている作品だと思うわ」とメッセージし締めくくった。
映画『レッド・スパロー』は3月30日から全国ロードショー。