同グループは、秋元康と吉本興業によるプロジェクトで、秋元康が本気でプロデュースする演出をかけた、コント感、ゆるいバラエティ感、一切不要のアイドルユニット。乃木坂46、欅坂46に続く、坂道シリーズ第三弾という点からもその本気度の一端がうかがえる。応募資格があるのは、芸人、落語家、文化人、俳優、タレント、スポーツ選手、ミュージシャン、アイドル、ダンサー、パフォーマーらよしもと所属タレント総勢6000名。芸歴・男女は一切不問で、よしもと所属であれば誰でも応募が可能だという。
発表イベントでは、出席した芸人らが信じられない様子で大爆笑する中、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定と発表されると、ガヤが一気に驚嘆へ。また、東京ドーム公演、さらには紅白歌合戦出場という高い目標が掲げられると、より大きくなるどよめき。MCを務めた陣内智則が、「吉本所属ということは、(明石家)さんまさんもダウンタウンさんも対象ということ。ほかにも歌がうまい人とか仕事ないよという人も全員オッケーです」と補足すると、「やります! 今、いろいろとやらんと」(河本)「やりますよ」(ワッキー)など、前向きに捉えている芸人も多かった。
アイドル好きとしても知られる平成ノブシコブシ・徳井は「今って女性だけのアイドル、男性だけのアイドルが主流ですけど、それって今の時代に合ってない。これからは男女混合のアイドルが来ると言われているので、秋元さんはそれを見越してつくろうと思ったのかなと」」と冷静に分析。続いて「あと、秋元さんが嘘をついている姿は見たことがないので、東京ドームにも行くし、紅白にも行きます。以上!」と断言すると、大きな拍手が起きた。また、島田珠代は「珠代は、どうしてもアイドルになりたいのっ! アイドルになりたいのっ! 泰史、お願い! チーン!」とおなじみのギャグを披露して会場をわかせていた。