どんなスポーツ中継が楽しめるの?
ここで「DAZN for docomo」についても、改めて紹介しておこう。ドコモ利用者なら月額980円(税抜)で年間7,500試合以上のスポーツ映像が見放題になる動画配信サービスだ。スマホだけでなく、タブレット、パソコン、大画面テレビなどでも視聴が可能。なお、他キャリア利用者も契約できる。
DAZN for docomoでは、どんなスポーツ中継が楽しめるのだろうか?それを知るには、館内の「DAZN for docomo THEATER」に行けば分かる。このエリアには超巨大LEDモニターを中心に、全37台のモニターが壁一面に並んでいる。サッカー、野球、モータースポーツなど多彩なスポーツ映像が映し出されており、その迫力に圧倒されるに違いない。

なぜこのタイミング?なぜ渋谷?
NTTドコモ コンシューマビジネス推進部の藤井瑞理氏に話を聞いた。
藤井氏は、このDAZN for docomo THEATERエリアについて「注目度の高いメジャースポーツの試合を定期的に配信していきますので、スポーツバーとして楽しんでもらえれば」と紹介する。その一方で、小さなモニターにはビリヤードや馬術など、地上波ではなかなかお目にかかれないスポーツを放映していくことも考えている。「DAZN for docomoではこんなスポーツも中継していたのか」という、視聴者の新たな気付きにつなげていく狙いだ。

「冬期オリンピックでは、カーリングが注目されました。それまでルールすら知らなかったのに、試合を観戦していたら面白さが理解できた、という人は多かったのではないでしょうか。このTHEATERエリアで目にした試合の映像が、未知のスポーツと出会うきっかけにつながれば幸いです」(藤井氏)。
なお、いくつかのテーブルにはタブレット端末を用意。来場者が観たいスポーツを自由に楽しめるようになっている。手持ちのイヤホンを使って配信中の試合にひとり没頭する、そんな利用法もオススメかも知れない。藤井氏は「VRアトラクションは、時間帯によって混むことも予想されます。整理券をもらって待つ間、THEATERエリアでスポーツを観戦しつつ、ドリンクや軽食を楽しんでもらえたら」と説明していた。

いま、この時期にDAZN for docomo SPORTS LOUNGEをオープンした理由については「DAZN for docomoはサービスのローンチから1年が経ち、まもなく100万契約に到達します。Jリーグが2月に、またプロ野球が3月に開幕することもあり、このタイミングでオープンすることになりました」と説明。
なぜ渋谷か、については「ファッションの街として若者が多いですし、また近年ではIT企業が集まるビジネス街としても注目されています。週末には家族連れでにぎわいますが、そうしたお客様にも来てもらえたら。東急電鉄の再開発にともない、情報の発信地となりつつあるこの渋谷で、幅広い年齢層のお客様にDAZN for docomoの世界観を伝えていければと思っています」と話していた。
