バービー、父親にボロ家をプレゼントした深いワケにスタジオ号泣 | RBB TODAY

バービー、父親にボロ家をプレゼントした深いワケにスタジオ号泣

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 8日放送の「グサッとアカデミア」(日本テレビ系)で、女芸人・バービーの父親への思いにスタジオ共演者が涙した。

 バービーの父・孝雄さんは73歳。約40年勤めあげた郵便局を定年退職した後は家にこもり、テレビを1日中見るようになってしまったという。かつての威厳に満ちていた姿からは一変し、白髪も増え、「どういうふうに死んでいったらいい?」と、死まで考えるようになっていたのだとか。

 変わり果てていく父を見ながら悩んでいたバービーだったが、昨年、北海道の実家近くの老人が家を5棟売りたがっているという情報を入手。それぞれの家は老朽化が進み、さらに室内はかつての家主の荷物で散乱したままの状態だったが、それらをバービーは一括購入。ちなみに土地代を含めて100万円だったという。

 買い取った理由は、孝雄さんに「生きがい」を持ってもらうため。「東京で仕事があるから、片付けておいて」と父にボロ家の清掃してもらい、片付いたら「リフォームすれば?」と提案。そのたびに孝雄さんは「しょうがねぇなあ」と言いつつ、次第に壁を自ら壊し、新たな家具も作り始めたという。

 今では毎日家に通い、いきいきと作業をする孝雄さんにバービーは、「必要とされていると若々しくいられるんじゃないかな」と胸の内を明かした。

 そのVTRを見ていた女性ゲストは涙。川田裕美は「父は旅行も好きじゃない、豪華な料理もそれほど興味がない人で、親孝行の仕方が分からなかった。参考になります」と語り、堀田茜も、「仕事するようになって親とのコミュニケーションが減ったけど、アイディア次第でいろんな愛をプレゼントできるんだ」と明かした。

 林修は、「良かったのは、『お願いしたこと』。これによって『しょうがねぇな』を引き出した。生の充実を取り戻すことに子どもがアシストしたことは素晴らしい」と、バービーの“親孝行”を絶賛していた。

《杉山実》

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