熊本出身の倉科カナと高良健吾、「益城復興市場・屋台村」のドラマに夫婦役で挑戦! | RBB TODAY

熊本出身の倉科カナと高良健吾、「益城復興市場・屋台村」のドラマに夫婦役で挑戦!

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高良健吾、倉科カナ【撮影:小宮山あきの】
高良健吾、倉科カナ【撮影:小宮山あきの】 全 9 枚
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 俳優の高良健吾と女優の倉科カナが、14日都内で行われた熊本県の復興支援ドラマ『ともにすすむ サロン屋台村』舞台上映会に出席した。

 2016年に起きた「熊本地震」の発生後に建設された「益城復興市場・屋台村」を舞台に、復興に向けて歩みを進めてきた県民の実話を描く同作。屋台村の美容師夫婦の役を、熊本県出身の高良と倉科が演じている。

 倉科は、作品について「東北も阪神淡路も熊本も同じですが、震災は風化していってしまうので、できるだけこういう形でみなさんにお伝えできたらなと思います。辛いことや苦しいことも糧にして前に歩んでほしいなと思いますし、そういうメッセージがこもった作品になっています」と話した。

 高良は「震災があって2年近くがたちますけど、熊本の方たちが少しでも前に進むことができたらいいなという気持ちが自分の中にあるので、作品に参加できたことをありがたく思います」と熊本への思いを言葉にした。

 「熊本地震」が発生した当時の状況については、高良は「僕は外にいて、携帯がたくさん鳴っていたので見たら、熊本で地震があったと知って。信じられなかったですね」とふり返った。倉科は「私はおにぎりを作っていたら、地震のニュース速報が入って、時が止まったように真っ白になっちゃって…。飛んで帰りたい気持ちでしたが、それもかなわず、家族とか友達もいるので、生きた心地がしなかったですね」と当時の思いを明かした。

 同郷で30歳という同年齢の倉科と高良。お互いの存在を高校時代から噂では知っていたものの、会ったことはなかったという。

 高良は、倉科と共演した感想について「同郷で同級生の倉科さんと一緒に仕事ができたのは嬉しいです。この作品で一緒に芝居ができて、夫婦役というのは縁だと思いますね」と話した。

 一方の倉科も、高良との共演について「私もとても嬉しかったです」と笑顔を見せ、「高良くんは同郷の30歳で、同じ高校生の時期に仕事を始めていて、同志だと思っていました。なかなか会えないもどかしさがありましたね」と高良への思いを明かした。

 また、同作の主題歌は熊本出身のロックバンド「WANIMA」の楽曲『ともに』が起用されているが、「WANIMA」について話題を向けられると、高良は「WANIMAのドラマのFUJIさんは、高校の先輩なので、先輩と作品でつながれたのは嬉しかったですね」とコメント。

 倉科は「WANIMAさんの曲はパワフルで、うちの弟も甥っ子も大好きです。(WANIMAが)去年紅白に出たときも泣きましたもん。『良かったねえ。お母さんたち喜んでるよ~』って親みたいな気分になりましたね」とエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。

《小宮山あきの》

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