昨年のヒットを受け、1年も経たないうちに続編決定・撮影・公開と異例のスピードで進んだ同作だが、小栗は「当初から福田さんからは何本かやりたいという話は伺っていたので、ありがたいことに前回お客さんが来てくれたおかげで、続けることができてよかったです」と当初から準備体制があったことを明かした。そして菅田は「続編の話は他の作品でも話題にあがりますが、実現できることは数少ないのでとても嬉しかったです」と喜びを語り、「前作とは比べ物にならないほど小栗さんの自由度が上がっていて、本当に楽しそうでした。橋本さんには前回より笑わせてもらいましたし、そんな2人に挟まれている新八として、より居心地がよかったです」と撮影現場の様子を明かした。
橋本は「2ではどんどん笑いのハードルが上がってきていることを強く感じて、色々なシーンの表情をすごく練習して撮影に入ったので、万事屋3人のシーンは『楽しい、楽しい』と大笑いしながら和気あいあいと演じることが出来ました」と撮影を振り返る。そして同作の監督の福田雄一もまた「前作を撮っている時から、松竹の寅さん、ハマちゃんのように、ワーナーの銀ちゃんみたいなことになりたいね、なんて話していたもので、お客様にたくさん入って頂き、また銀魂をやれることは本当に光栄で幸せです。今回、前作から引き続きのメンバーに加え、ずっとご一緒したかった役者さんにも来て頂き、本当に凄い映画になったと思います。役者陣がクランクアップのインタビューで声を揃えて『前作をはるかに超えた!』と言ってくれているらしいので、これからの仕上げにも気合いが入ります!」と作品完成に向けて意気込みを語った。
さらに今回、万事屋3人の『銀魂2(仮)』でのキャラビジュアルも公開に。ポスターはタイトルのない掟破りなデザインとなっており、2作目ということで2(ピース)ポーズを決めた3人の姿が描かれている。