「ねむとココロ」の主人公は、いつもモヤモヤした気持ちを抱えている男の子・ねむ。ある日ココロと出会ってから、本当の自分の“心”に必要なものに気がついていく物語になっている。この話はアルバム『PUNKY』に収録されている「BOX」がもとになっているが、木村は「この曲は『私らしくありたい、そのためには心の中がキラキラしていないと!』というメッセージが込められているんです」と同曲に込められた想いをコメント。
念願の絵本出版を果たした現在の心境については、「昨日の夜から高まる気持ちが押さえられなくて、すごくドキドキしています。元々絵本が大好きで、いつか絵本を描きたいという夢がありました。実現して本当にうれしい」と語っている。
また、今回、そごう・西武の母の日キャンペーンとコラボし、木村描きおろしのラッピングツールがお目見え。ショッピングバッグのほか、包装紙やシール、メッセージカードの4種類が展開される。これについて木村は、「渡す側ももらうお母さんもわくわくするようなもの、そして、普段恥ずかしくて伝えられない思いを、これを渡すだけで伝えられるといいなと思ってデザインを考えました。形になってとても嬉しい」と伝えている。
さらに、木村はお気に入りのページについて、「14ページのねむの顔が好き! 描いているときに一瞬集中力が切れたのか、なんともいえない表情をしています。個人的にツボでついつい開いてしまうページ」と語るなど、和やかに発表は終了した。