今年でデビュー40年。「役者業」について彼は、「50年100年あとに、『こういう映画があった』『こういう役者がいた』みたいな感じでもう一回上映できるような映画に一本でも良いから出られるといいな」と抱負を述べ、「そういう出会いを求めて、ずっとやれているような気がしますね」と原動力についても語った。
役所は、長いキャリアの中で出会った、昔の女優についても回顧。「この業界に入ったころ、女優さんって結構やっぱり突っ張ってたような気がしますね。近くに寄せない雰囲気を持ってる人がいっぱいいた」と話した。
さらに、「撮影中止ってありましたね、機嫌が悪くて」と振り返り、「そういう女優さんていうか女性って懐かしい。楽屋から出てこないとか色んな人がいましたよ」と続けた。「セットの色が気に入らない、その色は私には合わない」と言い張る女優もいたと明かしていた。