上島竜兵と寺門ジモンはもともとは役者をめざし、劇団「テアトル・エコー」に所属。2人でコンビを組んでいたという。一方、最初からお笑い志望だった肥後は当初、萩本欽一に弟子入りを志願したのだとか。
自宅に通された肥後は、大広間の和室にいた萩本と直接対面。肥後は「ナマ欽ちゃんだ!」と感激したという。しばらく会話をしたあと、萩本から「ずっと君見てるけど、君はスターになる」、さらには「でも僕のところにいたらスターにならない」と言われたのだという。
肥後は欽ちゃんからの忠告に大喜び。「違うところに行きます!ありがとうございます!」と行って家をあとにしたのだという。これを聞いていた土田晃之は「こんなテイの良い断り方ないですよ」と鋭い指摘。肥後も、「これがテイの良い断りだと気づいたのは、それから10年経ってからだった」と笑っていた。