橋本環奈、佐藤二朗に『銀魂』神楽役を狙われる！？

　映画『銀魂２　掟は破るためにこそある』初日舞台あいさつが17日に都内で行われ、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、三浦春馬、吉沢亮、勝地涼、戸塚純貴、佐藤二朗、堤真一、福田雄一監督、着ぐるみのエリザベスが出席した。

　本作は、空知英秋の同名漫画を実写映画化し、大ヒットを記録した映画『銀魂』の続編。パラレルワールドの江戸末期を舞台に、宇宙一バカで熱い侍・坂田銀時（小栗）が、内紛劇による真選組の危機、そこから巻き起こる国家滅亡の危機に立ち向かう姿をギャグ、パロディ、アドリブ満載で描いた痛快アクションエンターテイメント。

　福田監督は、「昨日の夜、お客さん入ってくれるといいなぁと話していたら、嫁に『テメェみたいクソ監督に、こんなに素晴らしいキャスト・スタッフが手伝ってくれてできたんだろう。（まずは）それに対する感謝だろ』と言われて若干泣きました」と、珍しく涙をぬぐいながら吐露。普段の映画イベントではふざけた様子で話が長いことから、佐藤は「面白が一個もない」と目を丸くしていた。

　そんな感激に浸る福田監督だが、主演の小栗については「いじけてるんです。『俺ら今回にぎやかしじゃん』って」と暴露。小栗自身も「今回主役ですもん。土方さん（柳楽）」というように、数多くの見せ場があり、小栗は「すごい格好いい立ち回りのときに、俺ら三人まったく出てないんですよ」と恨み節。菅田も「かすりもしなかったよね。（僕ら）いらないってことだよね」と悲しそうにつぶやき、会場の笑いを誘った。

　佐藤は自身の配役が発表されていない時期に、神楽の衣装を着て、福田監督のTwitterにあげた時の騒動を回顧。「佐藤の神楽説」がささやかれていたものの、冗談であることは明白だが、中には信じたファンもいたようで、「佐藤二朗さんが神楽ならこの映画は観ません」「神楽役を橋本環奈さんがやらないのは困ります」と真面目なリプをもらったことを告白。にもかかわらず、「（『銀魂3』では）神楽の座を狙います。橋本環奈とは違った色気のある…」と話し、橋本を笑わせていた。