松田龍平、止まらない“ひふみん節”に思わず笑顔 | RBB TODAY

松田龍平、止まらない“ひふみん節”に思わず笑顔

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松田龍平【錦怜那】
松田龍平【錦怜那】 全 9 枚
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 映画『泣き虫しょったんの奇跡』(9月7日全国公開)公開直前舞台あいさつが27日に都内で行われ、松田龍平、永山絢斗、渋川清彦、駒木根隆介、新井浩文、早乙女太一、豊田利晃監督、瀬川晶司五段(原作)、佐藤天彦名人、サプライズゲストの加藤一二三が登壇した。

 瀬川の自伝的小説をもとにした本作は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇段できないものは退会」という新進棋士奨励会の規定により、一度は夢破れた“しょったん”こと瀬川が周囲に支えられながら、再びアマからプロへ挑戦する前人未踏の“奇跡”を描いた物語。

 盛大な拍手と歓声を浴びながら登壇した袴姿のキャスト陣。松田はいつもと同じように淡々と手短にあいさつをすると、新井も「普段だったら面白エピソードとかを言って笑いを取りに行くんですけど、(スタッフに)『時間ないから絶対に押すな』って口酸っぱく言われて。みんな(のコメントも)短かったと思うけど、本当に(今日は全員が)短くということで」と舞台裏を明かして笑いを誘いつつ、「(観客は)ゆっくり楽しんでください」と呼びかけた。

 しかし、加藤はマイペース。「小学校に入ってから担任の先生と(対局を)やるとか、ある意味私の人生と共通しているところが多々ありまして、素晴らしい映画と感動しております」と映画の感想を述べたあと、瀬川と対局した際の感想を求められると、「瀬川五段は最近は圧勝で勝ってらっしゃる」「私の方は8年前に勝ったんですけど、見事な頑張りを見せられました」「次の第二局、第三局は完敗いたしました」と全対局について語りそうな予感にざわつく会場。さらに、瀬川五段の作戦について話しが及ぶと、ついにMCが割り込むも、ひふみん節は止まらず、キャスト陣からも思わず笑いが漏れていた。

 そんな、加藤も熱くなる瀬川の姿を描いた本作。松田は「将棋愛にあふれた格好いい映画になったと思います。温かい気持ちになって帰ってもらえたらうれしいです」とアピールした。

《錦怜那》

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