安室が引退を発表したのは1年前の去年9月。これについて彼女は、「皆さんとと私の間で一つでも多く思い出を作る」という目的と、「引退に対しての気持ちをお互いに消化していきながら、前向きに引退の日を迎えたい」という思いがあったと言及。
また引退前日の15日、沖縄でラストステージに立つ安室。故郷を選んだことについて彼女は、「歌で、笑顔で降りたいなっていう場所が割と沖縄だったのかな」と明かし、「すごく笑顔で始まった場所でもある」とも。
また、16日以降どう過ごせばいいのか思っているファンがいることについては「ちょっと申し訳ない気持ちも。引退という選択をしたことに対してあったりするんですけど、最終的に9月16日を迎える時にはファンの皆さんが1人でも引退に対して理解してくれたら嬉しい」と語った。
また彼女はデビュー時についても振り返り、「強い気持ちで『いざ東京に』っていう感情がすごく強かったので、それがソロになってもさらに強くなっていった」と語ると、「……泣いちゃう」と笑いながら、涙をぬぐった。
今年5月、県民栄誉賞を授与されたことについては「沖縄に帰るといろんな感情が出てしまうというか。だからなるべく帰らずに気を張っていた」と明かしながら、「頑張って本当に良かったんだな、初めて褒められた」と述べた。