元巨人・槙原寛己、完全試合達成も後悔…思い描いていたものと「ちょっと違う」 | RBB TODAY

元巨人・槙原寛己、完全試合達成も後悔…思い描いていたものと「ちょっと違う」

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 槙原寛己が、28日放送の『今夜解禁!ザ・因縁』(TBS系)に出演。元巨人時代のチームメイト・長嶋一茂のせいで、完全試合に悔いが残っていることを明かした。


 槙原は1994年5月18日、史上15人目のノーヒットノーランを達成。現時点で、平成唯一の達成者として称えられている。

 当時、巨人のサードを守っていたのは一茂だったが、槙原はその守備に日頃から不安を感じており、完全試合を達成したその日も、「彼を代えてもらったほうがいいのかなと思ってました。5回ぐらいから」と本音。実際、一茂はサードに飛んできた球を片手で捕って1塁に送球しており、槙原は「あの雑さが非常に怖かったですね」と打ち明けた。

 そしていよいよ9回2アウト。槙原は最後、バッテリーを組んでいた捕手・村田真一と抱き合い、喜びを分かち合おうと思っていたのだが、3アウトをとった瞬間に真っ先に駆けつけ、最初に抱きついてきたのは一茂だったという。

 槙原は彼に対し、「『お前かよ!』と思いながらも、しょうがない、流れで抱きつくしかなかった」と不満を述べ、「本当に空気読めない……」と呆れ顔。本来、完全試合を報じる新聞などでは、投手と捕手が抱き合っている写真が掲載されるため、自分の場合は相手が一茂だったことに、「ちょっと違うシーンになってしまった」と悔やんだ。

 そして、スタジオで槙原は、一茂に「あそこ、少しキャッチャーを待ってやれなかった?」とダメ出し。さらに一茂に「とりあえず村田捕手に謝って」と要求すると、彼は渋々、「槙さんと先に抱き合ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪していた。

《杉山実》

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