この日、初心に戻ってイチから勉強する「1周回って初心に帰る」のコーナーに登場した遠藤。役者歴35年の彼は、俳優養成学校を訪問。若いころに殺陣を教わった恩師のもとで再び指導を受けたり、劇団時代の仲間から秘密を暴露されるなどして、青春時代の思い出に浸っていた。
そんな中で見学したのが、オーディション対策を教える授業。言葉遣いや表情など、審査員の印象に残るためのカリキュラムが組まれているという。ここで遠藤は、17~20歳くらいまで様々なオーディションを受けたと回顧。特に多かったのがCMで、爽やかな男性役の審査も受けたものの、「全部落ちた」と笑っていた。
ただ「1個だけ良いところまでいったのが、ピンポンパンのお兄さん」と言及すると、強面の遠藤からは想像しづらい役に東野幸治は驚き。『ママとあそぼう!ピンポンパン』(フジテレビ系)は1966年から1982年まで続いていた子ども向けの人気番組だが、遠藤はこの「お兄さん」の最終選考に残ったのだという。
彼はもう1人の候補者と争ったのだが、結果的に「子どもたちと触れ合いをして、最後落っこっちゃった」と振り返っていた。