武田鉄矢、“赤いきつね”で「マンションを買えた」次に狙うはギネス記録！

　「赤いきつね」発売40周年を記念した「あなたはどっち!?～食べて比べて投票しよう！～渋谷ポップアップストア」オープン発表会が4日に都内で行われ、武田鉄矢、足立梨花が登壇した。

　『マルちゃん赤いきつね緑のたぬき』のCMに40年間も出演している武田は、「よくぞ40年も続いたと思います。長い長い歳月をこの商品と共に歩いてまいりました」としみじみ。「初めて演技を覚えた」という高倉健主演の映画『幸福の黄色いハンカチ』（1977）に出演した翌年に『3年B組金八先生』シリーズが始まったそうで、ちょうど同じくらいにスタートした同CMを「ヒット作の一種の前触れとして私の懐に飛び込んできた幸運のきつねでした」と有り難がった。

　そして、「家族ともども感謝しております。マンションを買えたのもコイツのおかげです」と笑うと、「ギネスでの最長コマーシャルキャラクターの記録を目指して、これからもコツコツ歩いていくつもりです」と更なる意欲を見せた。

　また、過去の世界中で行われた規格外の撮影を振り返る場面もあり、武田は「ロス郊外でのロケで、一般の人から戦闘機をかき集めてやった」「（いいものを作ろうと熱くなってスタッフと）マジでケンカしたこともあった」などと話し、同ストアのお客様第一号として来店した足立を驚かせていた。

　現在放送中のCMでは濱田岳と共演。濱田は『3年B組金八先生』第7シリーズ（2004）に出演しており、武田にとっては可愛い教え子。そんなこともあり、「濱田、今超売れっ子じゃないですか。1時間番組を見ているとコマーシャルで４回くらい出てくるのよ」と喜ぶと、「その前は（よくCMで見かけたのは）上戸彩だったんですよ」と報告。上戸は第6シリーズ（2001）に出演していたため、武田は「だから、腹の中で『3B生きてるぞ！』（と思っています）。自慢の教え子です」と目を細めていた。