登壇したのは主演の黒川芽以と大九明子監督。同作品は一人の女性が人生の一発逆転を“結婚”に求め、婚活をしていく中で、これまで気づけなかった大事なものに気付いていく物語。美人だったら余裕で幸せになれる?そんなタカコは気づけば将来を誓う相手も、そして友達もなく、さらに美人であるがゆえに、周囲から誤解され、また自分自身を見失い、どん底に落ちていた。彼女は本当の幸福を見出すことができるのか?
大九監督は、むしろ「変に女性を美化するのではなく正しく女の子を生きているところ、生々しい女の人を描きたいなと思った」という。
黒川はそんな大九監督の感性を絶賛。「噴水の待ち合わせのシーンで「カエルみたいに口をパクパクして」とか、女の子の切り取り方が斬新で、今日はどんな演出をしてくれるのだろうかと楽しみだった」という。