2015年、安田はドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)で女装家のパティシエを熱演。だが演じているうちに「(役柄が)どんどん入ってきて」、その仕草も含めて「抜け出せなくなった」と回顧。
そのドラマのあとに控えていたのが、北野武監督の映画『龍三と七人の子分たち』の番宣キャンペーン。まだ“抜けない”安田は、いかつい格好をしているにも関わらず斜に構えた感じで受け答えしていたそう。結局「「1年間どこかに(棲みついていた)」とし、「(抜け出すまで)3倍かかりましたね」と振り返った。
様々な役柄を演じる理由について安田は、「(自分で)決めたくないです。自分で決めちゃうとそれしかできなくなっちゃう」とし、「なんでもやらせていただきます。できるかどうかはさておき」と、とりあえずチャレンジしてみるという。「モノにできるものもあるかもしれないし、できないかもしれない。でもやってみなきゃ分からない」と、自分で線を引かないスタンスを取っていると明かした。