土曜夜8時の王者として君臨していた大人気番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)を打ち切りに追い込んだことで知られる『ひょうきん族』。ビートたけし、明石家さんまらがさらにブレークしたが、これもわずか8年で幕を閉じている。
このことについて取材ディレクターが、「『ひょうきん族』の終わりはさんまさんに委ねられたって聞いたんですけど」と質問すると、さんまは「なんで知ってんの?」と真顔に。「本当の話ですか?」と続けて聞かれると、多少戸惑いながらも口を開いた。
彼によれば、「たけしさんがその頃『ひょうきん』に飽きてらっしゃったのか来ない時期があった」と回顧。ある時、番組を休んだ彼の言い訳が「お化けが出るんだよ」というものだったと振り返った。
さらには他の出演メンバーも「『ひょうきん』という番組に対しての情熱がどんどん薄れてきた」と明かし、「今まではこのシーンどうしようかという打ち合わせばかりだったのが、株や国債、子どもの話、将来の話が多くなってきた」と語った。
すると、その時のプロデューサーだった横澤彪さんが相談したのがさんまだったという。「(横澤さんが)『さんまちゃん、どうする? やりたかったら続けられる。さんまちゃんに最後決めてほしい』って言われたんで、『みなこういう状態なんでやめましょうか』っていうので、ああなったと思いますけど」と、真相を告白。
また、さんまは最後に「まあ、ほっていても終わってたとは思いますけど、でも早めたのは事実です」とも述べていた。