}}} 同作で献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉役をつとめる三浦は「映画は観てもらって完成とよく言いますが、今日がその日。自分としても凄く思い入れのある作品なので、こうやって皆さんと...なんですかね...感慨深くて言葉にならないです」と胸いっぱいの表情。すかさず阿部が「“言葉にならない”ということを、言葉にしてしまいましたね」といじると、照れた表情の三浦は「今日からどういう反応が返ってくるのか楽しみである一方で、怖い部分もあるけれど、感想をTwitterに書いてほしいです。Twitterは僕が一番チェックするもので、検索しやすいので。エゴサーチします」と宣言していた。 また三浦は、阿部との2度目の共演に「デビュー2年くらいの時に共演した際に、阿部さんから教えてもらったことが自分の芝居の基盤になっているので、一番尊敬しています」とリスペクト。その阿部は「その共演から8年くらい会っていなかったけれど、時間を経ても自然にやれたし信頼関係もお互いの中にあった気がする。とてもいいセッションが出来た」と相思相愛だった。 同作の主題曲「Winter」は、18歳で亡くなったLiam Pickerさんが残した譜面を、ピアニストの西川悟平が完成させた曲で、その背景を知った榊原監督が映画主題曲として採用。スペシャルゲストとして登壇した西川は「今作を観たLiamのご両親は涙を流しており、キャストの皆さんの演技については国際的だと絶賛されていた」と報告した。 最後に理学療法士の経歴を持つ榊原監督は「医療現場の現実を知ってもらいたいと映画監督になり、この作品を完成させました。内容は実際に自分が体験した話を基に描いているので、映画的な脚色は一切排除しました。皆さんにも毎日のように起きている現実の話だと受け止めてほしい」とアピール。主演の三浦は「監督の思いを一つ一つ丁寧に演じようと芝居をしました。映画を観て自由に感じてもらって、その中で自分の近しい人を思い浮かべてもらえれば嬉しい。この映画は人との繋がりの話だと思います。それは人間の生活であり命。それを描いた作品です」と力を込めた。 映画『栞』は、10月26日より新宿バルト9ほか全国順次公開。
三浦貴大、「エゴサーチします」と宣言......映画『栞』公開初日舞台挨拶
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《KT》
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