宮地真緒「今のわたしが出せるものは全て出し切った」……映画『夜明けまで離さない』初日舞台挨拶 | RBB TODAY

宮地真緒「今のわたしが出せるものは全て出し切った」……映画『夜明けまで離さない』初日舞台挨拶

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宮地真緒【錦怜那】
宮地真緒【錦怜那】 全 8 枚
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 映画『夜明けまで離さない』初日舞台挨拶が27日に都内で行われ、宮地真緒、毎熊克哉、山田奈保、手塚真生、森岡利行監督が登壇した。

 同作は、一人息子のため、金になるなら何でもやってきた桑原美咲(宮地)が、ある不可思議な男・石岡一也(毎熊)と出会い、非情な毎日の中で互いに求め合う姿を描いたラブストーリー。

 4年ぶりの主演映画の初日だが、上映時間が夜遅いということもあり、少し寂しい客入りに、宮地は「もっとたくさん増えるといいなと思って頑張ります」と笑顔であいさつ。

 役については「シングルマザーで背負っているものが大きかった」と話すと、「難しい役ではありましたが、今のわたしが出せるものは全て出し切った感じです」と自信を見せた。また、「結構さらけ出して、いろんなものをそぎ落とした状態で、敢えてストレスフルな状態でいた」とも語ると、「奈保ちゃんとの殴り合うシーンでは本気で殴らせてもらったし、そういうがむしゃらにやっている部分が伝わればいいな」と思いを込めた。

 そして、「観た後にイェーイ!ハッピー!という感じではないですけど、日本映画ならではのじっくりした微妙な心の揺れ方や、登場人物の魅力的なところを楽しんでいただいて、寝る前に少しだけ思い出してください」と呼びかけた。

 大女優・朝加真由美の娘で、劇中では親子役で初共演を果たしている手塚は、「ずっと胃が痛くて、当日本番までずっと吐きそうでした」と回顧。前日に二人で本読みをするために向かい合って座るも、「お互い恥ずかしくてできなかった」と知られざるエピソードも紹介した。

 しかし、本番では朝加の顔を見た瞬間に「心にスッと落ちるものがあったので、それを信じて集中してできました」と充実ぶりを伺わせる手塚。とはいうものの、やはり親子ゆえの気恥ずかしさはぬぐえなかったようで、「ただ、本番も早く終わってくれと思っていました」と芝居中の素直な思いを打ち明け、笑いを誘っていた。

《錦怜那》

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