奥田瑛二、柳楽優弥とNHKドラマで共演!「噂以上に楽しかった」
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
土曜ドラマ『母、帰る~AIの遺言~』は”介護AI”が普及する近未来を舞台に、人工知能によって導かれた家族の再生を描くホームドラマ。病死した母が夫や息子の精神的な助けになるよう自分の記憶をAIに移植して残し、そのAIが仲の悪い父子を取り持とうとあれこれお節介を焼く……というストーリー。
父親役に奥田瑛二、息子役に柳楽優弥、母親役に岸本加世子、他にも市川実日子・野間口徹といった豪華俳優陣が出演する。
撮影は冨山県で10日間かけて行われたということで、柳楽は、「めちゃめちゃ面白かったです。もともとAIと人間が関わるものに出てみたいと事務所の人に伝えていたので、今回参加できたのはとてもラッキーでした。さらに、とてもナイーブな作品だったこともあり役者としても試されている気がしました。奥田さんにも引っ張って頂きました」と語った。
奥田も、「柳楽くんと親子役で共演できたのはとても嬉しかったですね。次女(柳楽と以前共演した安藤サクラ)からはいろんな噂を聞いていたのですが、噂以上に楽しかったですね。親子と言っても問題を抱えた親子の設定でしたので、あまり(撮影中に)仲良くしないほうがいいかなとか迷ったのですが、まずは仲良くしておいて、現場で爆発されるようなイメージでお互いに臨んでいくことができたと思います。」と語った。
撮影秘話として、AIとしてスマートフォンから聞こえてくる設定の岸本さんが実は撮影中に2mほど離れた場所にいて声を演じていたということを明かし、奥田は「スマートフォンの中にいるAIの岸本さんに話しかけないといけないのに、ついそこにいる岸本さん本人に向かってに話しかけちゃったりしました」と明かした。
ドラマに登場したような『介護AI』が実際にあったらどうか?という問いに対して柳楽は、「介護AI……この先本当にできそうだなと思います。付き合い方とかも難しいですけど、あったらいいですよね」とコメント。奥田は「独居老人や孤独死が多い中、亡くなった女房が一緒に過ごしてくれるということはとてもいいことではないかなと思いました。僕が生きている間にAIできたら、このドラマのように会話をしたいと思いますね。同じ想いを持っている高齢者の方もとても多いと思うので、開発されるといいなと思います」と切に語った。
《松本果歩》
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