もともと別のコンビを組んでいたという2人。だが吉田敬は、小杉竜一のツッコミに吉本のお笑い養成所NSC時代から注目していたと語った。「(他の生徒は)ツッコミのトーンが一定なんですよ。でもその時から小杉は2種類の『なんでやねん』を使っていた」と言及。
吉田によれば、強く声を張る「なんでやねん!」と、あきれ笑いをしながらの「なんでやねん?」ができることが凄いと思っていたそうで、「アイツと組んだら楽なんやろうな」とひそかに考えていたのだとか。
また小杉も当時、吉田のことは意識していなかったが、ある時お笑いイベントを見に来ていた母親が「吉田君と(コンビ)組んだら?」といきなり勧めてきたそう。「(舞台に立つ)吉田くんのボケにツッコんでるのアンタだけやで。合うんちゃうん?」と持ちかけられたとか。
そんな折、小杉が組んでいた「関西キング」が、相方の結婚によって解散することに。そこですかさず吉田が小杉に近づき、「オレが組もうって言ったらどうする?」と質問。小杉も「そらやるよ」と自然に答えたという。
「ツインテール」というコンビだった吉田敬も自分の相方に解散を告げ、1995年ブラックマヨネーズを結成し、今の活躍に至る。ちなみに吉田の元相方は2人の番組の構成作家をしており、今も仲が良いと語っていた。