昨日16日、「第160回芥川賞・直木賞」の選考会が開かれた。芥川賞は、上田岳弘の『ニムロッド』と町屋良平の『1R1分34秒』の2作品に決定。同じく候補作に挙がっていた古市の小説『平成くん、さようなら』は受賞を逃した。
発表直後の昨夕18時頃、古市は「周りがみんな(賞を)取れるって言ってたのになあ」と珍しく悔しがるのと同時に、「みんなが『おめでとう』とか『頑張ってね』とか言ってくれてアイドルみたいな気分だった」と振り返っていた。
この日出演した古市は冷静さを取り戻したのか、「賞を取るために、こういうのを書こうっていうのは本末転倒」と主張。「テーマが合わさったときに書けばいい」と見解を述べ、「賞を取るのは先の話」と語った。
昨日16日朝の同番組では、古市がまるで芥川賞を取ったかのように大々的に特集を組んでいた。これについて彼は、「こうやって盛り上げてもらえるのはすごい楽しかったんですけど、楽しかったと同時に重荷だなと思った」と本音。また、そうした期待を常にかけられるアイドルについて「アイドルって大変なんだな」と共感していた。