元SKE48の矢方美紀「乳がんで胸を全摘出して、可哀想って思われたくない!」
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「がんとの共生社会」を目指すため、がんをテーマにしたシンポジウムやトークセッションを行う同イベント。
昨年、乳がんを患い、左乳房全摘出の手術を受けていたことを公表した矢方は、現在の治療の状況について「手術のあとに(ステージが)3aと言われて、抗がん剤と放射線治療をして、今もホルモン療法をやっています」と報告。
「今は髪が伸びてきたので、とくに苦痛なことはないです。前髪が生えてきたのでハイトーンにして、ダウンタウンの松本人志さんみたいな感じになっているので、家で一人で『タウンワーク』って言っています」と笑顔で話した。
がんになったことを「可哀想と思われたくない」という矢方。「私は『乳がんになって、25歳で手術で胸を無くして可哀想だね』って言われるんですけど、特に私はそういう気持ちを感じたことはありません。この体も自分自身なので、それを受け止めていくのが自分の人生なのかなと思って、生きています」と力強く思いを語った。
昨年の同イベントで、子宮頸がんの再々発を告白し、治療を続けてきた古村は、「今も抗がん剤治療を続けているんですけど、今日医師から『一度、抗がん剤をお休みしましょう』というお話をいただきました。前向きな報告ができてとても嬉しいです」とにっこり。
病状については、「CT検査で一応がんが引っかからなかったので…、だからといって完治ではないんですけれど、経過観察になって、一応抗がん剤は卒業になりました」と報告した。
また、「抗がん剤は、吐き気とか血圧が高くなったり、いろんな思いをするので、これからは楽になると思います」と闘病の辛さも語り、「再々発というと、治療の仕方が限られてくるので、選択肢が狭くなっていく中で、何かできることがあるはずだと思って調べていくと、光が見えてくる嬉しい体験もありました」と明かした。
2000年から、子宮けい癌と大腸がんを患ってきた向井は、「これまでに18回の手術を受けました。一年に一回の検査で、いつも小さながんが見つかっていたのですが、先週受けた検査では、胃にも十二指腸にも大腸にも、一つもがんがないと初めての大合格の結果が出ました。今とても嬉しい健康な状態です」と声を弾ませた。
「がんに対する思い」を聞かれると、「思春期の女の子たちが、美容院に友達や同僚と行くような気持ちで検診に行けるように、身近なものにしていけたら」と検診の大切さを呼びかけた。
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