村上は2014年のソチ五輪などに出場するなど活躍したが、「勝ちたいと思って滑ったことは本当に1回もない」と回顧。「アスリートとしてダメダメなんですけど」と付け加えた。
その理由として彼女は、同じスケートクラブにいた4歳年上の浅田真央の存在を挙げ、「練習とか見てても、滑り1つ、体の動き1つ、表情1つ、もう勝てないなと思っていた」と、偉大すぎる天才を前にすでに闘争心を失っていたという。
さらに村上は浅田について「真央ちゃんのこと大好きだし、神様みたいな存在なので、勝ちたいと思ったことはないです。近づきたいと思ったことは何度もあるんですけど」とも述べていた。
番組ではまた、織田信成が引退した際、泣き虫キャラの彼よりも号泣したり、1つ手前の鈴木明子が叩き出した高得点に喜ぶあまり、滑り始める位置を間違えるなど、ライバル同士でありながら感情移入してしまう過去映像も紹介されていた。