これまで「小中学校への携帯電話を持ち込みを原則禁止」と通知していた文部科学省だが、19日、柴山昌彦文科相がそのルールを見直す方向で検討していることを明らかにした。
この問題に関して杉村太蔵は、我が子にはカメラやネットの機能もないキッズケータイは持たせていると明かしながら、「スマホを持たせるのは、公立に関しては大反対」と主張。「歩きスマホの痛ましい事故が増えるのが心配」と語り、「学校に持ち込むことが許される物品の中で、今までとはケタ違いで高額商品になる。これはやっばりイジメの温床になる」と独自の見解を述べた。
ここで2児の母親でもある小倉優子が、「休み時間に子どもたちがスマホいじるようになったら、どうなのかな」と疑問を投げかけると、テリー伊藤は「(スマホで)休み時間に楽しいことを考えるのっていけないことなの?」と反論。
だが太蔵は「テリーさんが言ってることは学校外でやればいいこと。学校の中では、ある程度規制してあげないと」と返した。
これに対しテリーが「だって学校外は塾とか行っちゃうわけじゃないですか。だったら学校でみんなで楽しく……」と応酬すると、太蔵は「(各家庭には)経済格差があるんですよやっぱり!公立学校に関しては」と声を荒げた。
ここで落合陽一が、「(携帯を)配ればいいじゃないですか」と指摘すると、太蔵は「そう!そこまでいくんだったら良いよ。文科省が予算つけるならいいですよ。だけど持たせてあげたくても、持たせてあげられない家庭が……」と続けると、少年院あがりの話題のアイドル“戦慄かなの”から、「話が長い、話が」と注意を受けた。
途中で止められた形になった太蔵は「長いといいますけど議論ですから」と、やや不服そうだった。ちなみに内閣府の調査によると、スマートフォン・携帯電話の所有・利用状況は中学生が66,7%、小学生でも55,5%という結果が明らかになっている。