【ワンコとお出かけ Vol.31】スタビライザー付き小型カメラ「DJI Osmo Pocket」はワンコ撮影に向いている? | RBB TODAY

【ワンコとお出かけ Vol.31】スタビライザー付き小型カメラ「DJI Osmo Pocket」はワンコ撮影に向いている?

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【ワンコとお出かけ Vol.31】スタビライザー付き小型カメラ「DJI Osmo Pocket」はワンコ撮影に向いている?
【ワンコとお出かけ Vol.31】スタビライザー付き小型カメラ「DJI Osmo Pocket」はワンコ撮影に向いている? 全 10 枚
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朝晩はまだまだ寒いですが、少しずつ春らしくなって来るとアウトドアで撮影したくなりますね。

今回は人気のスタビライザー付き小型カメラ「DJI Osmo Pocket」を購入し、ワンコの散歩や自転車での撮影をトライしてみました。



このカメラの最大の特徴は、ドローンに使われている3軸スタビライザーカメラをハンドヘルドにしたもの。ドローンビジネスでトップを走るDJIならではのカメラです(税込44,900円)。

3軸スタビライザー(メカニカルジンバル機構)は手ブレをほぼ解消する機構ですが、今までは電子式や光学式が主流でした。この「DJI Osmo Pocket」はカメラ(センサーは1/2.3インチ CMOS、有効画素数12M)とスタビライザーが一体になっており、ネーミングどおりポケットに入るサイズ。長さは約122mm、重さも116グラムと軽いので、気軽に持ち出せるのが良いですね。

下の画像で左は同梱されている専用のケースで、自由に動くレンズ部分をしっかりガード、ポケットに入れても安心です。右はGO PRO HERO3+です。

下は「DJI Osmo Pocket」用アダプターを付けた自撮り棒で(どちらもサードパーティ品)、GO PRO用のアクセサリーも一部利用できます。



では早速撮影してみましょう。静止画も撮れますが、このカメラが得意なのは撮影者が動きながら動画を撮ること。

小型のモニターを見ながら撮影しますが、高性能スタビライザーのお蔭で走りながら撮ってもほとんどブレません。



小さなモニターでは対象が見えにくい場合や、設定を細かく変更する時は、下の画像のようにスマホに直接USBで接続します。この状態ではUSBコネクターだけで繋がっているため、撮影時は両手で支えるかカメラ本体だけでの撮影がオススメです。



ワンコ目線のローアングルで撮る場合は、下の画像のように伸縮する自撮り棒を使っています。スタビライザーの働きで、歩きながらでも画像のブレや傾きがほぼ無くなります。GO PROより画角が狭いので、少し離れていても面白い映像が撮れます。



下の画像は撮影した動画から切り出した静止画です。左上以外は自撮り棒を使い、低い位置(地上高30~50cm)から撮影したものです。



次に自転車のハンドルと荷台に取り付けて撮影してみました。映像には大きなブレはありませんが、細かい振動は吸収出来ないので対策は必要です。




「DJI Osmo Pocket」で撮影した動画を作りましたので、御覧ください(69秒)
このカメラは4K 60fpsの高画質でも撮影可能ですが、FHD(1920×1080)60fpsで撮った動画になります。



GO PROと比較すると画角がちょっと狭く、アクセサリーもまだまだ少ない等これからのカメラですが、ファームウェアのアップデートで今後も良くなりそうです。



後日、ワンコの背中にカメラを載せた「ドッグカメラ」や、面白い撮り方をレポートしたいと思います。

【筆者プロフィール】礒野登希夫(Isono Tokio)
東京生まれ、栃木県在住。1977年、本田技術研究所に入社。二輪、汎用、四輪の開発と商品企画を担当。2000年頃よりペット用クルマや商品の企画も。2015年からホンダアクセスの広報担当、その後退社。20年前から愛犬とのドライブを楽しむ。

《RBB TODAY》

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