坂井さんは数々のヒットナンバーを生み出すため、デビューから40歳で亡くなるまでの16年間、毎日のように膨大なメモを書き溜めていたという。もともと石川啄木が好きな文学少女で、時代をとらえる為に毎日ニュースを見ていたという坂井さん。メモには恥じらいや嫉妬、劣等感など自分の心の弱い部分も、時に長文で、時に短くつづっている。
一見恋愛ソングだがよく聞くと人生の「何か」を歌っている坂井さんの歌。彼女は何を伝えたかったのか。同番組では、生前公開されなかった収録の様子や素顔をとらえた映像、関係者の証言から、なぜ人々の心をとらえるのか迫っていく。『ZARDよ永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた』は、NHK BSプレミアムにて4月20日よる9時から放送。