昨年、30年以上身を置いてきた大相撲の世界から去った貴乃花。私生活でも、23年連れ添った元フジテレビアナウンサー河野景子と離婚。その後の人生について、政界進出や新たな相撲団体の設立、タレントへの転向など様々な噂が飛び交っていた。
だがこの日、貴乃花が発表した新しい仕事は「絵本作家」。その意外な肩書きに共演者たちは「絵本作家!?」と一様に絶叫。貴乃花はこれについて「お子さんに響くものに携わる仕事がしたかった」と告白した。
そこで今回、貴乃花が原作を手がけ、パラパラ漫画で有名な鉄拳が表紙や挿し絵を担当したコラボ絵本『光のテーブル とっても大切なカエルのおはなし』が完成。スタジオで貴乃花本人が読み聞かせすることに。
同作に登場するのはカエルではあるものの、花田一家4人の家族のだんらんや、貴乃花自身の栄光とその裏にある寂しさが赤裸々に綴られた"自叙伝的"な作品。また、鉄拳の優しいタッチの絵も印象的だった。
聞き終えた木村多江は、「15歳で親との関係が変わってから、ずっと溜め込んでいた思いが一挙にこの本の中に溢れている」と感動。高橋真麻も「絵本を通して、貴乃花さんが本当に戻りたかった場所にこれから戻れるような気がして未来が明るい」と感激していた。