井上陽水、『少年時代』の歌詞「風あざみ」の"意味"を語る | RBB TODAY

井上陽水、『少年時代』の歌詞「風あざみ」の"意味"を語る

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 井上陽水が、6日放送の『SONGS』(NHK総合)に出演。ヒット曲『少年時代』の秘話について語る一幕があった。


 井上が作詞作曲し、1990年にリリースされた『少年時代』。彼はその中の歌詞「夏が過ぎ 風あざみ」の「風あざみ」について、「"鬼あざみ"という言葉は知ってましたから、風あざみもあるでしょう、みたいな感じで録音した」と回顧。ちなみに「鬼あざみ」とは、キク科の植物「アザミ」の中でも、トゲがあるアザミを指す意味もあるそう。

 井上は「一瞬、頭の片隅に、辞書でちゃんとそういう言葉があるかどうかチェックしたほうがいいのかなと、チラッとはかすめました」としながら、一方で「そんなことチェックしてどうすんのという気持ちがあった」と述懐。造語であることを明かしていた。

 そして、「僕の仕事は真実をお伝えすることではなくて、楽けりゃいい」と語っていた。

 今年、活動50周年を迎えた井上。これまでを振り返り、「この50年間、真面目にきちんと全力を尽くして音楽と戦ってきましたとは、とても言えない」と笑いを誘い、「相当いい加減なことをしたり、適当に休んだり、ひどい状態だった」と振り返った。

 その上で、「そんな状態で応援していただいて、本当に申し訳なかった。これから頑張ります!……ってウソだろ」と自分にツッコミを入れ、さらに笑わせていた。

《杉山実》

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