内田真礼、写真集で“大人の女性”への成長を実感「本当の自分の姿みたいなものが……」

　声優、アーティストとして活躍する内田真礼（うちだ・まあや）が13日、都内にて、写真集「etoile」（エトワール／「e」は正式にはアキュート・アクセント付き）の発売記念サイン会を開催した。

　2019年の元日には日本武道館にてワンマンライブを開催した内田。約4年ぶりの写真集となる同作は、初めて訪れたフランスで撮影を行った。ノルマンディー地方の情緒豊かな風景やパリの都会的な街並みを背景に、普段とは違う雰囲気の衣装やドレス、さらには部屋着やデニムといったラフな姿までを収録。ときにあどけない可愛らしさを、そして、ときに大人の雰囲気を感じさせる多彩な表情を披露している。

　写真集について、内田は、「『写真集をやりたいね』というお話はずっとしていました。武道館（公演）が決まったタイミングで、『お正月に武道館をやるんだったら、写真も撮っちゃおうよ』という“変なテンション”になっていたときがあったのですよ（笑）」と振り返った。「寒い国のフランスで撮ることがカメラマンさん的にも、編集的にも、よいのではないかということで、今回のシチュエーションが出来上がりました」と説明した。

　写真集に対するファンの声を尋ねられると、内田は、まだ詳しくは聴けていないそうだが、「『大人っぽいカットが好きだな』という方も多かったです」と紹介。

　そんな内田に、「4年前と比べて、大人の女性に成長したなと感じる点は？」との質問が飛ぶ一幕があった。

　内田は「4年前の1冊目の写真集のときは、『私を知ってください』という感覚が強かったです。（1冊目の写真集の）タイトルも『まあや』で、色付いていないといいますか、着飾っていない私を見てもらうという感じでした」と述懐。続けて、「止まらずに活動を続けている中で、そこから色んな色を付けてもらいました」と回顧。立ち止まってゆっくりした時間を過ごす様子などを写真に収められたときに、「こんな顔もしていたのだ」や、「こんなに成長していたのだ」などと自分でも発見があったことを語った。

　今作については、「（4年前だったら）出せなかった空気感などが変わっているなと思います」と声を弾ませた。写真集の中には「大人っぽい写真」もたくさんあり、声優として学生役なども多く演じる自身とは「またぜんぜん違う、本当の自分の姿みたいなものが（収められていると思います）」と照れ笑いを浮かべていた。