齋藤は「先ほど、23rdシングルの選抜メンバーが発表されました。今回私は、センターのポジションです。ありがとうございます」と報告すると、「しっかりと、私の気持ちをお伝えさせて頂きますね」と切り出す。
「時々、皆さんや周囲の人からどうしても感じ取ってしまうものがあります。それは暗い色の塊で、確実に存在しているんですね。私が、『気のせいだよ』『そんなことないよ』待ちをするようなオンナではない事は理解していただいているという認識で話を進めますが、あとひとつ。中二病でもない事を先に言及しておきます。笑 要は否定的な意見が私に届く時があるんです。形は様々ですし、その意見が私に向いていない時もあります」
グループを愛するがゆえにファンやスタッフから色々な考えが日々伝わってくるという齋藤。センター発表後の涙については「不意に与えられたポジションに怖くなったし、なんとなく逃げたくなったし、これは私自身にかけられている『期待』の形ではないからと跳ね除けたくなってしまいまして。でもそんな考えになってしまう自分が気持ち悪くて、あぁこういう感覚は久々だなと、不思議と冷静な気持ちのまま涙がボロボロ止まらなかったんです」とつづった。
メンバーの卒業などもあり日々変化し続ける乃木坂46。メンバーであるとともに1人のファンとして齋藤は「昔を回顧したくなる気持ちも重々分かります。安易な気持ちで、受け入れてください 好きになってくださいなんて言えないです。言えたところで、そもそも耳や目を向けてもらえるなんて全然思ってません。相変わらず自信もないです」とした上で、「ただね、もう分かったんです。『これが乃木坂46です!どーん!』ってしていなくては。我々がちゃんと立っていなくては。皆さんも戸惑ってしまいますよね。我々は見てくださる皆さんの為に、どーん!と立つのです」と決意のコメントをつづった。
そしてブログは「本当にありがとうございます、23rdシングルも引き続き見守ってくださいませ。飽きた冷めたと言われないよう、精一杯努めます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。ありがとうございます」との感謝の言葉で締めくくられた。