磯野家の20年後描いたスペシャルドラマ、天海祐希主演ほか共演陣決定
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今作は10年後のサザエさん一家を描いた舞台『サザエさん』に続くエピソードで、スペシャルドラマでは20年後が描かれる。フジテレビでドラマ『サザエさん』(1981年4月1日)が放送されてから20年の時が経ち、それぞれ歳を重ねた磯野家はどのように変化したのか。
天海演じるサザエさんの脇を固める、“磯野家の人々“にはマスオ役に西島秀俊、カツオ役に濱田岳、ワカメ役に松岡茉優、タラオ役に成田凌、フネ役に市毛良枝、波平役に伊武雅刀が決定。なお、ドラマではすれ違いが生じた磯野家の様子が描かれる。子供が大人になり、大人も年齢を重ねると家族の形は変化していくもの。磯野家も例外ではなく、いつも明るく笑い声の絶えなかった磯野家だったが、20年が経ち、家族一同が会する機会を持つことも難しくなっていた。サザエさんは、仲良し磯野家を取り戻すことができるのか?
天海は今回の決定について、「国民的な漫画のキャラクターなので、プレッシャーが半端ないです。でも私にと声をかけていただいたことに、少しでも応えられるといいなと思います。何よりもこんなチャンスはないので!」とコメント。役作りで意識したことについては、「ヘアメイク、監督、スタッフの方とすごく考えました。微妙にサザエさんに見える髪型、なじみの深い髪型ですからあれをどうするか、でもイメージを変えずにちょっと変化があったほうがいいんじゃないかとそこから話し合いを繰り返しました。賛否両論あるかと思いますが、私が考えるサザエさんはこのようになりました。ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と語っている。
また、西島は“マスオ”を演じる心境について「お人好しで気が弱く会社では損な役回りになってしまうこともあるマスオさん。その裏にある優しさを丁寧に演じたいと思います」と意気込み。濱田は出演について「天海さんをはじめとする、すごく豪華なキャストの方の中に“カツオ”として混ぜていただいたことは一人の役者としてとても光栄に思います」と喜び。松岡は、「就職もして、素敵な彼氏も居て。そんなワカメちゃんに大きな転機が訪れます。 将来への不安や悩みを抱えた磯野家の若者たちを、どうか温かく見守ってください」とコメント。
ほか、成田は「皆日本中誰もが知っているタラちゃんを魅力的に演じられたらなぁと思いますし、皆さんの期待を裏切らないように(期待に)応えたいと思います」、市毛は「現代のお母さん、おばあさんとして普遍的な価値にせまれるようなフネさんでありたいと思います」、伊武は「私に“波平”ができるのか?という多少の不安も感じています。楽しみなのは、お茶の間のシーンを演じることで、役者冥利に尽きる喜びです」とそれぞれコメントを寄せている。
『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』は、11月24日20時から放送。
《KT》
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