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同ライブは、オリジナル・アルバム『BLOND SAURUS』を引っさげた人気絶頂の頃の全国ツアー千秋楽。キャリア最大規模となった東京ドーム公演は、発売と同時に5万枚のチケットが完全ソールド・アウトとなるなど、大人気を博した。ライブから30年が経過した今年、映像撮影カメラ素材と演奏を記録したマルチテープが良好な状態で保管されていることが確認され、東京ドーム公演の全編映像化が決定。プレミア上映会にこぎつけた。
映像には、約2時間にわたって全18曲が完全収録。会場では、初期人気曲「Love is Cash」や大ヒット・シングル「Raspberry Dream」がVHS・LDに未収録だったこともありイントロが流れるだけで大きなどよめきが起きるなど盛り上がりを見せた。上映が終わると、トークイベントがスタート。レベッカのドラムス小田原豊、レベッカのファン代表としてタレントの千秋、そして司会進行として音楽評論家の藤井徹貫がステージに登壇した。
その後、アットホームな雰囲気のなか、トークイベントが展開され、NOKKO(ヴォーカル)のメッセージを読み始めると、上手からNOKKO本人が登場。ファンに加え、千秋もNOKKOのサプライズ登場に興奮。千秋は「やだやだ、もう帰る~。恐れ多くて横になんて座れない~」など、感動で号泣する一幕もあった。
NOKKOはプレミア上映の映像について「映像は文句なく綺麗になってますよね。音も。こんなに大切に扱っていただいて。もう本当に素晴らしいです」とコメント。藤井から、「当時、“ロック”というのはNOKKOさんの胸の中にはあったんですか?」という質問がとぶと、NOKKOは「当時は女性ヴォーカル・バンドが少なかったこともあるかもしれないけれど、メディアによってロック、アイドル、アートと。嫌気をさしていたし、そのことに混乱していましたね。そのどれでもない自分がいると」と、当時自身の立ち位置に自ら困惑していたことをコメント。
しかし、今回東京ドーム公演を改めて見たことで、「でもね、今回、この東京ドームを観て私やっとわかったんです。全部自分だった」とようやく認識できたことを明かした。『REBECCA BLOND SAURUS TOUR ’89 in BIG EGG-Complete Edition-』は、Blu-rayとDVDで10月23日に発売される。