今回の映像作品は、1stアルバム『A Song for ××』から2ndアルバム『LOVEppears』までの名曲をバックに小説が朗読される内容。小説のクライマックスにあたる第5章「Mとの別れ」が映像化されており、1999年に日本を席巻するトップスターとなった浜崎と、当時の恋人であった現エイベックス会長の松浦勝人の切なくも美しい別れの場面が描かれている。
文字の背景となるアニメーションを含む総合演出は、2019年1月に公開され、アヌシー国際映画祭の長編コンペティション部門にノミネートされた『あした世界が終わるとしても』を手掛けた櫻木優平監督が担当。新世代のクリエイターたちが集い、平成の歌姫のストーリーを描いている。なお、このビジュアル・オーディオブックの続編は、dTVにて12月上旬に配信が決定している。