日本の女子でいまだ誰も成し遂げたことのない5年連続のファイナル出場という偉業に挑む宮原だったが、最初のコンビネーションジャンプで跳び急いでしまいミス。それ以降はダブルアクセル、トリプルループ、ダブルトウループと立て直したが、ジャンプのミスが響いたか63,09点で6位。
試合後のインタビューでは「結構、ガチガチだった」と演技を振り返り、「明日に向けて気持ちを切り替えたい」と、フリーへの展望を語っていた。また初戦で世界最高得点を記録した15歳、驚異の4回転ジャンパー・トゥルソワ(ロシア)は74,21点で2位。
そんな中、首位に立ったのは、平昌五輪・銀メダリストであるエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。母国のリンクで本来のキレの良さを見せつけ完全復活をうかがわせた。音楽にうまく重なる余裕のスケーティングで、最後はガッツポーズも飛び出した。実際の結果も、自己ベストを更新する76,93点を獲得している。