葵わかな、映画『キャッツ』吹替えキャスト抜擢を喜ぶ「猫に近づけた感じがしてうれしい」
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全世界累計観客動員数8100万人、日本公演通算1万回を記録するなど、1981年のロンドン初演以来、世界中でロングラン公演されているミュージカルの金字塔「キャッツ」。その実写映画版にあたる本作は、監督に『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー、製作総指揮にティーヴン・スピルバーグ、キャストにジェニファー・ハドソン、テイラー・スウィフトなど、錚々たる顔ぶれを迎えたエンタテイメント・ファンタジー大作となっている。
主演を務める主人公の憶病な白猫・ヴィクトリアを演じる葵は「このヴィクトリアを通して(映画を)観ているお客様をキャッツの世界に誘えるようなキャラクターとなれるように精一杯演じていきたいと思います」と意気込みを述べ、「私自身、とっても猫が大好きなので、そういう意味でこの作品と関われて幸せです」と笑顔に。
また、劇中で歌も披露するという葵は、「ちょうど昨日(歌の)収録をしまして」と言い、「頑張って歌ったんですけど、どういうふうに皆さんに受け止められるかわからないですが、本当に楽曲は素晴らしかったです」と回想。さらに、改めて猫の役を演じることになった感想を求められると、「勝手に猫に近づけた感じがしてうれしいです」と白い歯をこぼした。
一方、猫たちのリーダー・マンカストラップ役を演じる山崎は「僕自身、トム・フーパー監督の『レ・ミゼラブル』の大ファンで、トム・フーパー監督がつくったこの『キャッツ』という作品に携われることをうれしく思っています」と語った。
そして、猫たちの長老・オールドデュトロノミ―役の大竹は「今、そこで流れた予告編を観ながら、こんな素敵な作品に携われる喜びと同時に、これ吹き替えで観たいかな?とか思ったり」とつい本音が漏れ、「ここはカットしてください(笑)」と苦笑い。続けて、オールドデュトロノミ―のオリジナルキャストが尊敬する米国女優・ジュディ・ディンチであることに触れたうえで「蜷川(幸雄)さんに『将来のジュディ・ディンチになれ』って、ずっとずっと言われ続けて、そのジュディがやった役を声だけとはいえ演じられるっていう喜びをすごく感じています」と喜びをあらわにした。
なお、本発表会には、歌手の高橋あず美、お笑いコンビ・ロバートの秋山竜次、俳優の森崎ウィン、ダンサーで俳優の大貫勇輔、音楽プロデューサーの蔦谷好位置も登場した。
映画『キャッツ』は2020年1月24日(金)全国ロードショー
《こじへい》
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